チェロ初心者がビブラートを習得するまでの道のり、その1「肘を起点に手を上下に振れ」

以前、チェロのビブラートかけ方レッスン動画まとめという記事をアップしてから1年10ヶ月が経過・・・。
このサイトの一番人気のページですが、ゴメン、まだ自分はビブラート出来てないです。

というのも、上の記事をアップしたときは、まだ今の教室でレッスン受けてないし、教室に通うようになったらなったで、第2か第4ポジションが終わるまでビブラートはまだ早いということで、全然やってこなかったのです。

自分でも、音程が安定することと、音が震えない(弾いてる途中で音が変わらない)ようになってからビブラートの練習しようかな~と思ってましたが、レッスンを重ねるごとに、亀の歩みのスピードであっても多少は上達してきて、何か弾くとちょっと音がカタイというかつまらないというか、物足りないと感じるようになってきたのです。

ビブラートは、さあやろう!と思ってもいきなり出来るものでもないし、じゃあ少し基本の練習だけでもやっておこうかなと、初心者向けの解説ページを探してみた。
そうしたら、Youtubeにはあまりないけれど(現時点で、Youtubeには日本人チェリストの解説動画は少ないです。バイオリンはたくさんあります。もうこれは演奏者の人口密度の差だね)、ウェブページでビブラートの解説をしている日本人は少しいて、これはと思う説明もあったので、取り敢えずまとめてみた。

まず、この練習。
肘は固定して指先をスライドさせる。
参考:ちょっと遅いクリスマスプレゼント

指を全部弦上において(親指もネックの所を触っている)、上下させてください。
その時、ひじは止めておいてください。ひじから先の部分を指先が4本とも弦に触れたまま、スライドしてください。
リズムは規則正しく、1秒間に2~3回位、20cm位は動かしたいです。
練習が終わってチェロをケースにしまう前に、5分間この練習をしてください。

肘を上げる。手首を曲げない。
写真があるので、参考元のページを見た方がわかりやすい。
参考:22.左手の形

初心者のうち90%以上の方は、左手のひじの位置が低いです。
と同時に、体の肩のラインが正面に向かって斜めになっています。
この原因はたぶん、自分の左手の指を見ようと思っている為だと思います。
肩のラインは、正面を向いていてください。そして、左手のひじを落とさずに、自然な形で張ってください。
その時、左手の指は低いポジションではあまり見えないのが普通です。
次に左手の形で、特にビブラートに関する重要な注意点。それは、手首を折り曲げて落とさない、という事です。
この様に折り曲げると、いいビブラートはかかりにくくなりますし、ローリングのビブラートになりやすいです。

指先は柔らかく。
参考:23.ビブラート

今までは、4本の指を弦に接触して振っていただきましたが、今度は指1本にします。
かけやすい指としては、中指がいいかもしれません。指1本を接触しながら振ってください。
なれたら、その指で弦を押えて指の先を止めて、腕の動きはさっきと同じ振る運動をします。
指の先を止めて、しかし腕は今までと同じ様に弦と平行に、弦に沿うように振るのです。
最初のうちは、指先が少しくらい動いても気にしないで下さい。ぎゃくに、その位指はやわらかくしておくのがコツなのです。
人間の指がもし金属でできていたら、このビブラートは出来ません。指の形が変形するからこのビブラートは成立します。
指をやわらかく、指の関節をグニャグニャにする位でいいのです。

(中略)

指を弦の上に止めて、振る方向は指を押えてから、チェロの頭の方向に振るのです。振るのは、腕を持ち上げるような感覚です。

これは斬新なアイデアだ。
参考:川内昌典チェロ教室 ヴィブラートの練習 其ノ四

まず、チェロをギターのようにネックを左に、右膝に構えて下さい。
次に左手の親指を、ネックに引っかけます。引っかける場所は今は適当で結構です。
引っかけている親指は決してズレてはいけません。しかし、力が入らないように!
手の平は軽く右に(高音側に)向けます。弦と平行になってはいけません。
そして肘から先を軽くリズミカルに振ってみてください。肘は絶対動かさないで!
その時、肘から親指に至るラインは、回転する車のワイパーの軸のような働きをしていることに気が付くはずです。
そう、《ヴィブラートとは往復運動ではなく回転運動》だったのです!

参考:川内昌典チェロ教室 ヴィブラートの練習 其ノ五

次に、丸くなった指を弦に着地させ、四つの指で弦を撫でる(摩る)ような動作をしてください。
この動作が力まず楽に行うことができるようになれば、次第に撫でる指を限定していきます。最初は2の指、 中指が良いでしょう。
1の指、人差し指も同時に摩ってみましょう。
指を置く位置は2ndか3rdポジションがやりやすいと思います。
では次に、2の指を実際に弦を押さえて、この一連の動作をやってみます。
その時1の指は外さず軽く弦に触れるようにしてください。

もっと端的に言うと、こんなカンジ。
参考:ビブラートの基本はコーラの缶。

嫌いな先輩はいるかい?
そんな先輩から「コーラ買ってきて!」と言われたこと、ない?
コーラをそのまま渡すのは癪だから、コーラの缶を思いっきり振ったこと、ない?
それと同じ感覚なんだよ!

まあ、だいたいどこのページでも、肘を起点に、手を上下に振れと書いてある。
右利きの人は、普段ジュースやドレッシングを振るときに右手で振りますが、あれを左手でやるわけです。
当然動かしにくいです。
まず右手でやってみて、それを参考にして左手で同じことをやる。
筋トレだと思ってコツコツやると、1ヶ月くらいでまともに出来るようになるそうですよ。
これならできそう~。

余談ですが、昔はドアノブを回すように手首をローリングさせてビブラートをかけていた人もいたようです。
今は、あんまりないのかな。

最終更新日:

このエントリーをはてなブックマークに追加

広告